映写機用の光源用電球(投影用電球)です。
※この品物はこれが最後の一品です。ラストの一品です。

◎新品未使用の長期保管品です。箱にはダメージがあります。スワンと手書きの文字が書かれてます。
◎メーカーは、Kondo Electrical Industrial Co.,Ltd.です。
◎型番は、⑥KP-10Sです。
◎100V、500Wです。
◎昭和40年前後の品物と思われます。
◎サイズはだいたいですが、長さ10cm、直径3.2cmです。下部の接続部のサイズはだいたいですが、直径1.4cm、長さ2cmです。
◎重さはだいたいですが24gです。

昭和の時代は映画全盛です。戦後、娯楽として映画館があちこちにできるのです。ちょっとした町内にも映画館があるのです。
家庭では安価な幻灯機や手回し式の映写機なんかもあったりします。電動式の映写機はかなり高価なので、学校とか役場なんかが持っているのです。
夏休みなんかには、映画鑑賞会なんてものもあったりするのてす。窓を真っ黒な遮光カーテンを閉めて光を遮断して部屋を暗くし、映写機がブーンと音を出し始め、光源スイッチオンで、強い光が筋となって暗闇を突き刺します。光に部屋の浮遊している埃がチラチラフラフラ煙のように浮き出ます。ドキドキワクワクする瞬間です。
民放のラジオ放送が始まるのは、昭和26年(1951年)からなのです。テレビが登場しても高級品ですので、一般家庭では手が出ません。そうなると、町内の映写会以外には、やっぱり映画館なのです。
当時は映画館の中でも煙草も吸い放題です。ジリリリリリーンとベルが鳴って、仰々しく緞帳が開くと、煙の中を映写機の光線がスクリーンに向かって映写されるのです。
映画の撮影には32mmフィルムです。他にも16mmフィルムも使われたりします。アマチュア向けは8mmフィルムを使う撮影機材です。ゼンマイで動かす撮影機材を使うのです。まだまだマニアックな世界です。
ところが、シングルエイトが登場すると、庶民にもなんとか手が出る価格であったことや、フィルム装填操作が簡単であったことや、給料も上がってきたことかや、コマーシャルも流されたりしたことから、大ヒットとなるのです。
万博が開催された昭和45年(1970年)あたりには、8mmカメラの同好会なんかもそこら中に出来て最盛期となるのです。8mmカメラは、当時の最先端の格好良い趣味のひとつなのです。
ただ、それも残念ながらビデオテープの登場で、急激にブームの終わりを迎えりのです。

今回の品物は、そんな昭和の時代、戦後間もない時代の映写機用の投影用電球です。新品未使用の長期保管品です。この機会に入手されては如何でしょうか。ガラスの中の造形に魅了されると思います。

今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。

同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。

発送
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