河合出版の『らくらくマスター 推理でうめる英単語 漢じる英語 無理なく覚える1500語 (河合塾講師 高橋良著)』になります。
25年ほど前の本で、現在は絶版ですので、この機会にいかがでしょうか。
[説明(「はしがき」より)]
「試験にでる重要な英単語が, ゲームを楽しんでいる間に気軽に頭に入り、ついでに漢字や時事用語や一般常識も身に付けることができる!」 大学合格をめざして悪戦苦闘している受験生に,そんな夢のような本をプレゼントできたらという思いから本書を書いてみました。
今まで出版されてきた単語集は、単に単語がならんでいて、とにかくそれを覚えるというパターンのものがほとんどでした。 しかし長年受験生と接してきて,
「単語集でボキャブラリーが増えた」とか
「単語集を最後までやり通した」 といった声はまず聞いたことがありません。なぜこんなことになるのでしょうか。答えは簡単です。それが退屈だからです。 丸暗記を前提にした学習方法に耐えることができるのは,小学生か, せいぜい中学生ぐらいまででしょう。 高校生以上の年齢の人たちには,もっと別の、飽きのこない、 今まで築き上げてきた頭脳をくすぐる,知的で楽しいアプローチが必要なのです。
本書には2つの英単語がセットになっている成句が, 500出てきます。パートⅠは成句の意味を漢字で解答するもので, パート2はその逆に、漢字から英単語を入れていくものです。その他にも四文字熟語, 略語,カタカナ英語などいろいろなコーナーも用意してあります。そして楽しく最後までできるように, 1ページ10題の問題集の形式にしてあります。
セットで覚えていくメリットは3つあります。 第一に, 単語は単独で覚えるより、他の単語とのつながりを持っている場合の方が記憶に残りやすいということです。 人間の脳は, 140億の脳細胞がネットワークを作っています。 新しい単語に出会った時、それを既に自分が知っているものと結び付けることができる場合には,簡単に脳はその単語をネットワークの中に取り込むことができるのです。 本書に出てきている成句も,どちらかひとつは知っている単語であるものが多いと思います。
第二に, 応用が利くという点です。 たとえば ancient civilizationという成句をひとつ覚えておけば, ancient days, ancient customs, modern civilization, Western civilizationtなども難なくその意味を想像できます。 実際, 試験などで知らない成句に出会っても本書を一通りマスターしておけば、まず理解できないものはないはずです。
第三に、 成句が意外な意味を持っているケースが多く, それを知っていることが大きな武器になるということです。 たとえば, bullet train, rain forest, はそれぞれ簡単な単語の集まりですが,それをそのまま,「弾丸列車」, 「雨の森」というようにしか理解できなければ, 長文全体を読む上で致命的なハンデになってしまうでしょう。
繰り返しになりますが,本書は単語の問題集であって,単語集ではありません。 それでも約1500個の重要単語を網羅しています。 きっと最後のページまで
「いったい,この単語どんな意味なんだろう」
「何とかしてこの単語の意味を思い出したい」
「ぜったい,この空欄を埋めて見せるぞ」
などと叫びながら,ゲームにチャレンジする感覚で楽しんでもらえると思います。
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