1993年、国内屈指のギター製造拠点フジゲン（Fujigen）製造による、Orvilleブランドの上位機種LPS-75 レアなワインレッドの出品です。

Gibson直系ライセンスに基づくクオリティと、日本製ならではの精度・木工精度の高さが両立した名機で、特に90年代前半のフジゲン製Orvilleは、現在も高い人気と評価を誇るビルドクオリティを誇ります。
本家と同じヘッド形状、Les Paulの表記も入っています。
素材は非常に良いので、改造ベースとしても良い個体だと思います。
近年プレミア価格となっている「by Gibson」とはピックアップが違いますが、こちらの国産ピックアップも素直で綺麗な出音です。

近年ますます評価の高まる90年代初頭フジゲン製Orville。
LPS-75は当時の中位〜上位機種にあたり、木材の質、仕上げともに非常に高いレベルにあります。
オリジナル構成でこのコンディションは、今後ますます入手困難になると思われます。

■スペック詳細
モデル：Orville LPS-75
製造年：1993年
製造工場：フジゲン
ボディトップ：ソリッド・メイプルトップ（ラミネート無し）
ボディバック：マホガニー（2ピース構成）
ネック：マホガニー（セットネックジョイント / ミディアムスケール）
指板：ローズウッド（22フレット）
フレット：オリジナル、約70％残（主観）
構造：ウェイトリリーフ無しのフルソリッド構造による豊かな中低域と抜けの良さ
ピックアップ：Orvilleオリジナル・ハムバッカー ×2（オープンタイプ）
コントロール：2Vol / 2Tone / 3Way Toggle SW
重量：およそ4.33kg（実測）

■コンディション
使用に伴う打痕や擦り傷などの軽微な使用感はございますが、ネックコンディションは良好、トラスロッドの効きも左右ともに確認済み、問題なく可動します。
割れがあったエスカッションのみ新品に交換済み。それ以外は全てオリジナルパーツを保持しております。

■サウンドインプレッション
ソリッド・メイプルトップ＆ウェイトリリーフ無しの仕様により、密度の高いサウンドが特長。
リッチなサステインとタイトな低域、前に抜ける中域を両立し、ジャズ〜ロック〜ハードなドライブサウンドまで幅広く対応可能です。オリジナルPUは出力も十分で、太さとエッジのバランスに優れています。

この年代のフジゲン製Orvilleに共通する、高い工作精度とネック安定性も非常に信頼できるポイントです。

■付属品
ソフトケース（写真のハードケースは撮影用です）

中古のギターです。
ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。