23.4×16.4㎝
全49丁(内 白紙1丁)
【題箋】『鴨長明方丈記 草庵集中百首 并ニ臼挽歌』
【内題】1丁表に『長明方丈記 草庵中百首 全』とあり。
【内容】
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長明方丈記 1丁裏~25丁表
鴨長明の出自及び典拠 1丁裏
・無名抄
・四気[季カ]物語
・伊勢の紀行の方丈記
・發心集
・瑩玉集[鴨長明])
本文 2丁表~25丁表
【因みに】いくつかの『方丈記』を参照してみたが、上段は「行く川の水は絶えずして→解説」と言う形で始まっている本ばかりで、「○方丈祖庭事巻六令以禪■云々」は見当たらなかった。
叉、本文冒頭の前行に
魯侖子罕ノ篇ニナラヘリ叉文選十六陸士衡歎逝ノ賦ニ此意云々
とある。
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草庵集中百首詩題(実は、99首しかない)) 26丁表~36丁裏
(春之部)16首 26丁表~
菅原やふしみの暮の面影にいづくの山も立ち霞かな
夏の部 9首 28丁裏~
秋の部 14首 29丁裏~
冬部 10首 30丁裏~
戀部 11首 31丁裏~
雜部 39首 33丁表~36丁裏
【因みに】元々この本は「方丈記」と「草庵集中百首」の二冊合綴だったようで、1丁表に『長明方丈記 草庵中百首 全』とあること、38丁表「臼挽唱歌」の書きぶりが、あたかも表紙のような体裁をしていることからも判る。]
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白紙 37丁
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臼挽唱歌 38丁表~49丁裏 [38丁は表紙の体]
増補臼挽唱哥序 39丁表
文化元(1804)きのえ子のとし 39丁裏
本文 40丁表~47丁表
附録 48丁表~49丁裏
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【刊期等】
増補臼挽唱哥序 39丁表 に
文化元(1804)きのえ子のとし
とあるので、この辺りに書き記したものかと思われる。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、虫食い多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
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