自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。画像にもありますように、巻頭写真のページに1枚 軽い貼り付きがございます（ベタつき除去済み）。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。

だから、あなたも生きぬいて　大平光代

いじめ、割腹自殺未遂、極道の妻から弁護士十四歳の時にいじめを苦に割腹自殺を図る。転落の人生をたどり、十六歳で暴力団組長の妻に。現在の養父に悟され二十二歳で離婚。司法試験に合格し、現在は弁護士

215万部突破の大ベストセラー待望の文庫化！

いじめを苦に割腹自殺をはかった中学2年生の少女。自暴自棄になり、転落の一途を辿っていた彼女は「おっちゃん」に出会い、過去を断ち切り立ち直る決意をする。猛勉強の末、司法試験に合格して現在は非行少年の更生に努める大平光代弁護士の壮絶な半生を描き、大ベストセラーとなった本書が、待望の文庫化！

著者は、中学２年のとき、いじめを苦にして自殺を図る。その後、坂道を転げ落ちるように、非行に走る。１６歳で、「極道の妻」になり、６年間、その世界に生きる。現在の養父・浩三郎さんに出会って、立ち直り、「猛勉強」の末に、２９歳で「司法試験」に合格する。現在、少年犯罪を担当する弁護士となって、４年たつ。涙もいっぱいでるけど、元気もたくさんでる本です。

目次
第１章　いじめ
第２章　自殺未遂
第３章　下り坂
第４章　どん底
第５章　転機
第６章　再出発
第７章　司法試験に向かって
第８章　難関突破
第９章　後悔


レビューより
波乱万丈という言葉が薄っぺらに聞こえるほど、壮絶な人生ドラマでした。養父さんの励ましの言葉が良かったのか、それにしても、やはり自分が立ち直りたいという心の奥底からの意識が成功に導いたのだと思います。よくまー、司法試験に、それも一発合格で、血のにじむような努力の賜物だと思います。終わりの章「今こそ出発点」、肝に銘じたいと思いました。


壮絶な人生を過ごした弁護士の自伝作品。いじめにあっても誰も助けてないとわかった時の絶望感。友達だと思っていた人に裏切られて感じる孤独感。人は多くの人に支えられて生きているし、自分もまた誰かを助けられる存在になりたいと思った。


いじめ、自殺未遂、不良少女、極道の妻からの勤勉少女！振り幅が広すぎてびっくりしました。人間、ごろごろと落ちるところはあっという間なんでしょうね。それでもぐいっと立ち上がれるかどうかはこの人の人間力なんだろうね。もしくはいい人間に出会えるかどうかなのかな。